英語を独学で学びたいけど学べないことの一つに「発音」と「コミュニケーション」があると思います。
どちらも英会話スクールなどに通う、もしくはネイティヴの友達と話す機会が割とある場合等環境によってスキルアップの幅が決まってくると感じるのですが、それも解決してくれるのが英会話アプリだと感じます。
もちろん表情が見えない点で、コミュニケーションを学ぶことは難しくなってくるのですが、会話に必要な瞬発力はアプリ学習をすることで単に参考書を読んで学習したり、リスニングCDを聞くだけの受身学習と比較すると間違いなくプラスになることが多いと感じます。
私は「エルサ」と「スピーク」アプリ学習を続けてついに60日を超えました。
まだ2ヶ月ですが毎日継続して続けていく中で、だいぶ英語に対して反応できるようになりました。
当初聞き取れなかった会話文も何度も繰り返し聞いて発音しているうちにできるようになったと実感しています。
「エルサ」は発音に特化したアプリなのですが、曖昧母音に関する項目が多く、自分が今までそこをきちんと学んでこなかった事に気がつくことができました。
「英語なんで聞き取れないんだろう、、?」教材のリスニングCDは聞き取れてもいざの会話になると全くわからない。。なんてことも今でもよくありますが、原因は曖昧母音にあると感じます。
英語にははっきりと発音する「あ」と曖昧な「あ」があるのですが「あ」以外にも日本語で言う母音「あいうえお」全てに曖昧な音があります。
それに加えて英語には「リダクション」と言われる実際の発音では発音されていない音があり、更に曖昧母音と英語独特の抑揚により、より日本人には聞き取りにくい言語になることがアプリ学習を通じて気がつきました。
同じ日本語でもイントネーションがきつい訛りのある言葉は聞き取りにくく感じますよね?
あれと同じ現象です。
私は高校生の頃、発音記号に凝った時期があり徹底して発音記号付きで単語を覚えた過去があるのですが、それでさえも気がつけなかった音の違いがたくさん見つかりました。
日本語で球技で使用する球のことを「ボール」と言いますが、料理で使用する器も「ボール」ですよね?この二つは日本語では「ボール」でしかなく「どう発音しても「ボール」にしかならないのですが、英語の場合ballとbowlは別物になってしまいます。
球体のボールは「お」がはっきりとしているイメージですが、器のボールはちょっと曖昧になるんです。
聴き比べてみると初めは気がつきませんが、「エルサ」アプリで曖昧母音について学んでいくとその違いに気がつけるようになります。
そこがアプリ学習のすごいところだと思うのです。
私は徹底的にやりたいので「エクセレント」が出るまで発音し続けるのですが自分でやってみて実感できると不思議とリスニング力もアップしているのです。
日本人は英語が苦手とか学校で習っているのに話せないとよく言われますが、そもそも発音とコミュニケーションを学ぶ機会が欠落しているので話せるようになるわけがないのです。
そこに気がつくことが英語を話せるようになりたい人に一番必要なことだと感じます。
英語を母国語をしている国の子どもたちは、日本人の子供と同様に自国の言葉について学びます。
その際、英語はエービーシーではなく、フォニックスと呼ばれる英語の文字が持っている音を学ぶのです。
英語をわかるようになりたいと切に願っている方がいましたら是非フォニックス(phonics)を学ぶことをお奨めします。
私も子供によく見せていたDVDがあるのですが、これがものすごくわかりやすいです。
LeapFrogというカエルが主人公の教材なのですが、まだ文字の読めない子供がアルファベットの音について学んでいく中で文字が読めるようになっていくというストーリー性のある教材です。
私は8年ほど前にAmazonで購入したのですが今は取り扱いがないのか見つけられませんでした。
DVDはなくとも、現代はYOUTUBEやアプリでフォニックスが学べるので英語初心者の方にこそ是非お奨めしたい学習法です。
日本の英語学習はあくまで読み書きなので、それだけだとカタカナで音を覚えていけば何とかなりますがいざの会話では全く役に立たない諸刃の剣だと思った方が無難です。
これだけやったのに。。なんで?なんでわからないの?と絶望する前に是非フォニックスを学びましょう!
こんな簡単な入口をすっ飛ばしていたのか。。と衝撃をくらいます。
子供に見せていたDVDはこんなのです↓
子供はこの映像と発音のイメージでアルファベットを覚えています。
幼い子供ならまだエービーシーという概念がないのでよりナチュラルに英語を覚えられると感じますが、大人でも文字が持つ音をイメージする上ですごくわかりやすいので気になる方は見てみてください。
英語を話したい、話せるようになりたい人のための学習は発音とコミュニケーションです。
私も日々ここに重点を置いてアプリ学習をしています。
文法や単語はその後だと感じます。
後になってから、「なんでここはなんで三単現なんだろう?」とか「なんで過去完了なんだろう?」とか、なんで「toが必要なのか」とかでいいのです。文法学習はその後なのですから。
まずは音とフレーズをしっかり学ぶ。これにつきます。